7/21(土曜)16時〜
今回で3度目の出演の「町田ジャズフェスティバル」でした。
https://www.machijazz.com/
「佐藤よしえカルテット」
深田悟(tb)
佐藤よしえ(p)
古谷彰彦(b)
金岡宣男(ds)
毎度おなじみ佐藤よしえオリジナル曲の「QUAD」「もふもふ」に続いて、
今回のフェスティバルのために書き起こした「MACHIDA」も取り揃えての、
ジャズスタンダード演奏を45分行いました。
ご覧に見えた方々、お暑い中、ありがとうございました!おかげさまで無事演奏を終了いたしました。
フェスティバルの場合、楽器などは主催者が揃えてくださって、あとは個々に調整、持参する形です。
ピアノは大体エレピとなり、どんな機種になるのか、どんな音がするのか、
当日弾いてみないと見当がつかない状態でのスタートとなります。
だからと言って、「このエレピ弾きにくい〜」とかわがままいうわけにもいかず、
そこにある楽器を弾きこなして「当たり前」となるあたり、楽器を持ち運べないものの宿命となります。
また、今回の場合、天井がある広場でのステージだったので、
音がこもりがちになります。
しかしそこはミキサーさんがいらっしゃるし、
ピアノそばにモニタースピーカー(通称返し)があって、
周りとの兼ね合いより、自分がきちんと音を出していれば
あとはブレンドしてくれるということで、とてもやりやすかったです。
一番助かったのは、ピアノ椅子です。
PianoFanさんからの画像借用して説明いたしますが、
ピアノを弾く時の腕の位置は
地面に対しほぼ水平が望ましいのです。(右図参照)
それを考えて、もう一度上記私の演奏画像みてください。
ほぼいい位置での演奏状態になっているでしょう!
私は座高が低いので、用意されたピアノ椅子では追いつきませんでした。
スタッフにその旨を告げたら、
3種類のクッションを調達してくださって、
本当に助かりました!
当たり前のようなことなんですが、これがなかなか出てこないのです。
ひどいところだと、椅子は丸椅子で雑誌を重ねて
高さ調節しての演奏などの経験も過去にはありました。
さらに、譜面台の付いていないエレピもあったりします。
譜面台が付いていて当たり前と思ってるピアニストさんの盲点ですので、
屋外ライブなどの場合、ここも事前チェック必要です。
特に夏だと内外問わず風での飛散防止クリップも必需品です。
今回は、サングラスをかけての演奏にしてみました。
これ、とても落ち着いて弾けるので、癖になりそうです!
ちなみに今回の衣装は、自分で染めたものでした〜。
オリジナルの
「MACHIDA」はA=ラ、C=ド、D=レ、A=ラ の音程を当てはめ、
残ったMIは「頭はマイナー」というこじつけで曲を作ってみました。
夏ということもあって、ゆったりしたボサノバにしたて、評判も上々でした。
ライブならではのハプニング、見どころ、聞きどころもあります。それを楽しんでいただけたようで、
いい感想をいただけました。
これからも精進していきたいと思いますので、ぜひ、聴きにいらしてください。