盲目のピアニスト、ジョージ・シアリングの1952年の傑作「バードランドの子守唄」。
サラ・ボーンのヴァージョンで一躍有名になった曲です。
が、実はこの曲に元ネタがあったことや、バードランドとは?とか、
「シアリングスタイル」てのが流行ったことや、
イントロをどうするか、
エンディングをメジャーにするか、マイナーにするか、
キーをどうするかなど、
皆に投げかけ、とても面白い回となりました。
2’25’’あたりに出てくるフルートが
どうしてもピッチがおかしく感じてしまうのは私だけでしょうか?
このバラードにどうしてこの位置にドラムソロがあるのか?とか、
このアルバムにも突っ込みどころ満載でw
この私めが「ヅビヅビヤ〜」とスポポーン、いや、サラボーンになって、
まんま試してみたりもしました。
するとフルートさんが「これ(調子っぱずれ)、結構気持ち良いです」と言って
笑いを誘ってました。
セッションでは、だいたいヴォーカルさんが選曲するので、
練習は必須です!
また、ジャズの曲はその曲その曲が持つ特有の「リズム」があるので、
それを汲み取って、プレイヤー間で共有することが、
ノリのいい音楽を作るための
必須アイテムである事も実践でお伝えしました。
アドリブでは、次々変わるコードを追っかけていくのが精一杯で、
音の羅列になっていたため、
その曲その曲が持つ「リズム」をもっと有効利用すれば、
小洒落たアドリブができることや、
大きくコードを捉えてスケールで考えることを提案しました。
と、言葉で書くとすらすらですが、皆四苦八苦してましたw
また来月も頑張りませうw
これ読んで、我も四苦八苦したい方、どぞいらっしゃいまし〜!